文章で自分の「思い」がうまく伝わって行動を起こしてもらえたら
仕事もプライベートも充実したものになりますよね。
とはいえ現実的には、素人が文章で人の心をとらえるのは難しいんじゃない?
と思うんじゃないですか。
では、どうやって文章力を鍛えるのか?
ただ、書き続けるだけではスキルアップしません。
そこで、ブログ記事を書くことで、思いが伝わるスキルを磨くコツについて解説します。
目次
ブログを運営することで得れること
ブログは総合的なスキルが求められます。
継続して記事を書いたり、サイトの設計を考えることで次のようなスキルがつきます。
- 観察力
- 分析力
- 習慣化
観察力
ブログを始めると、いろいろなことを観察すようになります。
たとえば、広告物やネットで気になるキャッチコピーがあると、どういうターゲットに向けて書いているんだろうとか。
あとネタ探しにいろんなことに興味を持つようになります。
観察力は文章力だけでなく、あらゆるビジネスの基本ですね。
分析力
どういう記事を書くと反応がいいのか、またタイトルはどうしたいいのか
ということを考えて結果を分析する。
ブログはこの繰り返しです。
とうぜん分析する力がつきます。
そして、分析力は文章力の大事なポイントでもあります。
習慣化
ブログを継続することによって「習慣化」というスキルがつきます。
実は、これが大きなことです。
というのも、習慣化はあらゆるスキルの基本になります。
文章書くことも習慣化できれば、着実にスキルアップできます。
ブログで文章力を鍛える方法
では、具体的にどのようにブログで文章力を鍛えるのか。
ただ、書き続けるだけではトレーニングになりません。
常にターゲットとゴールを意識する
記事を書く前にまず考えるのが「ターゲット」と記事の「ゴール」です。
「どういう人に記事を読んでもらうか」ということを決めることで内容がより具体的になります。
そして、ターゲットにどうして欲しいのか、どうなってもらいたいのかという「ゴール」を設定することも重要です。
ゴールを設定することで、記事の意図が明確になり、文章がブレていくことを防げます。
この二つは読んでもらえる文章力という意味では、もっとも大事な部分です。
構成を考えて書く
次に文章を書く前に以下の手順で構成を考えます。
- タイトルを決める
- 文章の型を決める
- 中見出しを決める
上記内容をまずはザックリ決めます。
修正は、記事を書いた後にできるので、ここでは細部は考えすぎないように。
1.タイトルを決める
タイトルに次の3点を盛り込みます。
■ ターゲットが記事を読むことで得れるメリット
■ 何をするのか
■ どうするのか
さらに以下の訴求ポイント×型で考えると読者を引き寄せるタイトルになります。
- ベネフィット 読者(ターゲット)に何をもたらすかをアピールする
- 価格 「安さ」や「コストパフォーマンス」をアピールする
- 販売実績 販売数やシェアをアピールする
- 歴史・伝統 経験や創業何年など歴史伝統をアピールする
- 権威 権威ある人や国などの組織のお墨付きをアピールする
- 機能 製品やサービスの特徴的な期の機能をアピールする
- セリフ型 読者の声や開発者の声などを会話形式で
- なぞかけ型 「○○の理由」「○○のポイント」など答えに興味をひかせる
- 問いかけ型 「ご存じですか?○○」「○○ありませんか?」など読者に問いかける
- 呼びかけ型 「○○な方」のように読者に呼びかける
- 比較型 他と比較して自身の特徴を引き出す
- メッセージ型 お知らせ型、インパクトのある内容の場合ストレートに伝える
詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓
2.文章の型を決める
次に文章全体の構成(型)を決めます。
ブログで使われる主なもの下記6つです。
- 三段構成 序論→本論→結論
- PREP法 結論→理由→具体例→結論
- SDS法 主張→説明→結論
- IPQS法 理想→問題→疑問→解決策
- DESC法 客観的な状況→主観的な気持ち→提案→結論
ブログ記事の全体構成として使われるのは「三段構成」と「PREP法」ですね。
SDS法、IPQS法、DESC法は、リード文や本文の中で活用されるケースが多いです。
ターゲット、ゴール、記事の内容や長さに応じて文章の型を決めます。
文章の構成については、こちらの記事もご覧ください。↓
3.中見出しを決める
最後に中見出しを決めます。
中見出しは、配下の文章が何について書いているか一目でわかる重要な部分。
先の三段構成では、いくつか中見出しの型があります。
次に4パターン紹介します。
- 同列の情報を並列に並べる
複数のポイントなど同列の情報を並列に並べる構成 - 順序通り縦列に情報を並べる
ステップや手続きなど、順序通りに縦列に並べる構成 - 商品・サービスの概要を伝える
商品やサービスについて 概要→詳細→メリット/デメリット→注意点の順に書く構成 - 説得・解決案の提示をする
説得や解決案などを 事実→解釈→判断の順で書く構成
中見出しを決めておくことは、特に初心者にとって重要です。
文章が途中でブレたり、意図と違う内容になったりすることを防ぎます。
中見出しについては、次の記事もご覧ください。↓
この三つを常に意識して、ブログ記事を書きましょう。
文章力アップには何よりも実践が大事
ここまでスキルアップのコツを解説してきました。
しかし、文章力は実践で数をこなすことが一番効果的です。
そのため、自身でブログを運営して記事をたくさん書くことが文章力アップの近道です。
ここで紹介したことを意識して、実践で数をこなしてください。
まとめ
ブログ記事を書くことで、思いを伝えるスキルを磨くコツについて
- ブログを運営することで得れること
観察力、分析力、習慣化 - ブログで文章力を鍛える方法は
ターゲットとゴールを意識、構成を考える - そして、文章力アップには何よりも実践が大事
を解説しました。
要するに、文章はルールや型があって、それを学んで経験を積めば誰でも上達します。
ネット時代は文章力が求められます。
今後、ますます文章の技術は重要視されるでしょう。
さらに、下記の記事で文章のルールや型について、詳しく書いております。
記事の本編部分は有料になりますが、文章の基本ルールやターゲットと型の設定について重要な部分を一部無料で公開しています。
是非、参考にしてください。