【文章構成のコツ】読者に伝わる構成3つと中見出しパターン4つ


ブログを始めると、もっと読者に伝わる文章が書けたらと思うことありますよね。
どういう文章構成にしたらいいんだろうか?
最後まで読んでもらうのに、どう展開しようか?

と悩みませんか?

そこで、初心者が読者に伝わる文章を書けるようになるための、文章構成法と中見出しのパターンをお伝えします

基本の構成

文章構成には、基本的な型があります。
この型に当てはめて記事を書けば、初心者でも読者に伝わる文章が書けます。
基本的な型を3つ解説します。

三段構成

最もシンプルな文章の構成で、序論→本論→結論と3つのパートで組み立てます。

序論
記事の背景や、本論で伝えたいことの概要を述べる部分です。
・どんな人に向けての記事なのか
・この記事を読むことでどんなメリットがあるのか
・本編で何を書いてあるのか

の3点を盛り込みましょう。

本論
序論をさらに掘り下げて、具体的に展開していくパートです。
見出しをつけたり、図表を入れたりして結論までスムーズに導くことが求められます。

文字量が多いパートなので、わかりやすく、読みやすくすることが大事です。
改行やスペース、箇条書きなどを利用すると視覚的にも見やすくなります。
また具体的に数字などを入れることが多いので、正確に書くように気を付けましょう。

結論
タイトルや序論での問いに対する答えになるパートです。
また、記事の目的が読者にアクションを求めることの場合、ここで最後に背中を押します。
・タイトル、序論に対する答え
・本論の概要
・一番伝えたいことを念押し
・読者にアクションを促すひと押し

結論は、記事のゴールで重要な部分ですので、上記をしっかり盛り込みましょう。

PREP法

ブログではよく使われる構成で、結論→理由→具体例→結論の4つのパートで組み立てます。
冒頭で結論を述べるので、読者が安心してその先を読み進めることができます。

結論
先に結論を述べることで読者とって、後の理由や具体例の説明が頭に入りやすくなります。

理由
結論に至る理由を述べるパートで、読者になるほどと思ってもらえるかがポイントです。

具体例
具体例を1つ2つ入れることで、より理由の説得力が出ます。

結論
最後に再度、結論でまとめます。
三段構成の時と同じで、最も重要な記事のゴールのパートです。
・タイトル、序論に対する答え
・本論の概要
・一番伝えたいことを念押し
・読者にアクションを促すひと押し

を盛り込みます。

SDS法

シンプルに事実や知識を伝えるのに向ている構成で、概要→詳細→概要(まとめ)で組み立てます。
文章に限らず、ビジネス会話でもよく使われる構成です。

先の二つの構成のように、ストーリーで結論に導いていくというよりは結論をシンプルに説明するといった場合に適しています。

要するに、短い文章や短時間の会話で簡潔に相手に伝える文章構成です。

三段構成の中見出しパターン

中見出しは、記事の各章の概要を伝える役割。
オーソドックスな三段構成の場合、伝えたい情報のタイプによって、中見出しのパターンがあります。
中見出しのバリエーションを習得し、記事の選択肢を広げましょう。

パターン1:同列の情報を並列に並べる

〇〇の方法3つとか○○4つのポイントみたいに同列の情報をいくつか並べて伝える構成です

  • タイトル
    ○○4つのポイント
  • 中見出し
    ポイント1: 〇〇
    ポイント2: 〇〇
    ポイント3: 〇〇
    ポイント4: 〇〇

パターン2:順序どおり縦列に情報を並べる

○○へのステップや手続きなど順序が求められる記事の構成です。

  • タイトル
    ○○達成への4つのステップ
  • 中見出し
    ステップ1: ターゲットをリサーチする
    ステップ2: ターゲットの悩みにフォーカスする
    ステップ3: 悩みの解決案を提示する
    ステップ4: クロージング

パターン3:商品・サービスの概要を伝える

商品やサービスなどの詳細の説明記事に向いている構成です。

概要→詳細→メリット/デメリット→注意点

  • タイトル
    高機能○○
  • 中見出し
    概要: 高機能○○の特徴は
    詳細: 高機能○○の機能/ラインナップ
    メリット/デメリット: 高機能○○を使用するメリット/デメリット
    注意点: 高機能○○を使用時の注意点

パターン4:説得・解決案の提示をする

相手を説得したり、課題の解決案を提示したりするときの構成です。

事実→解釈→判断

  • タイトル
    ○○が必要な理由
  • 中見出し
    事実: 最近○○する人が増えている
    解釈: 今後、ますます○○する人が増えるだろう
    判断: そこで、○○のスキルをつける講座をオススメする

文章は導入部と結論が大事

文章は導入部と結論が大事です。
導入部でいかに読者に興味を持ってもらい、結論で結果に繋げます。

文章導入部、リード文

リード文には、次の3点を盛り込みましょう。

  1. どんな人に読んでもらいたいか
  2. 文章を読むことで得られるメリット
  3. 本論でどんなことを書いているか概要

特にWebでは、なかなか最後まで文章を読んでもらえません。
そこで、リード文で上記3点を端的につたえ、読者にとっての自分ごとに感じてもらうことが必要です。

文章のゴール、結論

文章の最終目的は、結論のパートです。
読者にどうなってほしいのか?どうしてほしいのか?
この結論で最後の念押しをします。

結論部の注意点は次の3つ

  1. タイトルやリード文の答えになるように書く
  2. 本論の概要を簡潔に書く
  3. 最も重要なことを念押しし、行動に導く

読者にとっても、ライターにとっても文章の目的を達成する重要な部分なので、結論にはウエイトを置きましょう。

まとめ

読者に伝わる文章構成のコツについて

  1. 基本の構成
    三段構成、PREP法、SDS法がある
  2. 三段構成の中見出し
    伝えたい情報に応じ4つのパターンを使いこなす
  3. 文章は導入部と結論
    導入部でいかに読者に興味を持ってもらい、結論で結果に繋げる

を解説しました。

つまり、基本の構成や型に沿って書けば、読者に伝わる文章になります。
さらに、文章力をアップするには実践で記事を書くことが有効です。

文章力の鍛え方については、こちらの記事をご覧ください。↓