「俺、けっこう家事手伝ってるやん」
「何いってるの、ゴミ出しに行ってるだけやん」
こんな夫婦の会話ありますよね 笑
特に私たち(53歳です)のような年配世代では…
これは「思考」と「知識」の違いで誤解が生じているんです。
ということで、この記事では家事にまつわる「3つの誤解」を解説します。
目次
本当に分担してる?
先の会話のような夫婦の場合、
夫側は家事の分担をしている感覚があり、妻側はほんの一部を仕方なく手伝ってるだけでしょ
っていう感覚なんですよね。
この感覚のズレが問題になってくるんです。
見えない家事をみえる化する
なぜずれが生じるかというと、家事には見えない部分があるからです。
例えば、ゴミ出し一つとっても、
- ゴミ袋のストック管理
- ゴミの分別作業
- ゴミの回収
- ゴミ出し
- ゴミ袋のセッティング
とゴミ出し前後の「見えない家事」の部分があるからです。
見えない家事の見える化することで距離が縮まるのではないでしょうか。
得意分野・時間帯を見つける
苦手分野をイヤイヤやったり、無理なスケジュールではストレスばかりです。
家族それぞれの得意な分野、生活時間帯に合わせて分担するとスムーズになります。
家族それぞれの通勤・通学時間や起床・就寝時間に合わせて無理なくスケジュールを組むことを心掛ける。
そして、各自の得手不得手も考えれると理想的です。
家事は分担するもの?
そもそも家事の分担を第一に考えるべきなのか?
能率的に分担しないと、かえって家事が増えることもあり得ます。
分担の前に減らす
分担を考える前に家事そのものを減らすことを考えてみるのもよいでしょう。
- しなくてもいい作業はないか
- 機械に任せられるものはないか
- まとめてできるものはないか
- 外注できるものはないか
といったことも考えてみる価値はあります。
外注っていうと、出来合いの食品や、レンチン食品なんかもありですよね。
要するに負担にならないように、使い分けることです。
自分ごとにする
これは現状夫側に多いかもしれないですが、家事が他人事なんです。
(私も人のことを言えませんが…)
だから減らそうとか、シェアしようという発想が出てきません。
とはいえ、パートナーや子供たちに理解しろというのは難しいですよね。
子供たちに言うときは「片付けなさい!」ではなく具体的にどうするかと指示すると理解してもらいやすじゃないでしょうか。
思いやりが大事?
家事の分担・シェアをするには「思いやりが大事」と言います。
でもこれって一番難しい問題だと思います。
性別の問題ではないんですが、一般的な性質として、
女脳は「思いを論理的に話すのが苦手」
男脳は「相手の気持ちを察するのが苦手」
と言われます、なのでかみ合わない。
周りを変えるより、自分を変える
まずは周りを変えようとするより、自分を変える方が早いです。
男脳、女脳など相手の対応を理解して、言動を受け取ると気持ちも少しは楽になります。
また、自分で変えられないことで悩むより、自分が変えられることに集中した方が効率的です
思いやりより仕組みを作る
家事の分担・シェアには「思いやり」より「仕組み」です。
部屋が散らからない仕組み、作業能率が上がる仕組みを作ることが大事。
例えば、玄関にコートや上着を掛けるスペースをつくる
とか、一緒に使うものはトレーやかごにまとめて収納し、そのまま出し入れできるようにするなどの工夫をすることで改善されます。
まとめ
家事にまつわる誤解について
の3つを解説しました。
家族間で情報を共有し、仕組みを作れば家事にまつわる誤解は解消します。
そして大事なことは家事を減らすこと。
「しなくてもいいこと」を探すことから始めましょう。
見えない家事を理解する
分担の前に、減らすことを考える
思いやりよりも仕組みを作る