「出かけるときに服選びに悩む」
「いつも同じ服ばかりになってしまう」
こういったことありませんか?
迷わずにオシャレをしたい、そんな希望を叶えるのがクローゼットの
「ゾーニング」と「グルーピング」
では、どのようにすればいいのか?
今回は、迷わない時短クローゼットの作り方の3つの手順について紹介します。
目次
ステップ1:着ない服、着られていない服を見つけ出す
整理でまず始めにすることは、いるものいらないものを仕分ける。
この作業で、ほぼ決まります。
で、仕分けていると着られていないけど「これいいやん」て服が出てきたりするんです。
要不要の基準は人それぞれですが、次の3つで分けるとわかりやすいでしょう。
- 使っているかいないか(服の場合1シーズンで着たかどうか)
- 傷んでいるものやサイズが合わないもの
- 流行や趣味が変わってしまったもの
事前に、自分の理想のライフスタイルやファッションのイメージを具体的にしておくと不要なモノを選びやすくなります。
服に限らず、使われているモノだけに囲まれる生活は機能的で精神的にも余裕が生まれます。
少し面倒ですが、自分自身の基準をつくって要不要をしっかり仕分けるだけで、ほぼ整理が完了します。
ただし、クローゼットにはアルバムなど思い出のモノも収納するケースが多いと思います。
思い出のモノを、あまり見ないからと言って無理に処分する必要はないです。
収納スペースの範囲内で整理しましょう。
ステップ2:使う人別、用途別、使用頻度別にゾーニング
仕分けが完了したら、次にゾーニングです。
整理は順序が大事。
で、2番目は使う人や、用途、使用頻度で収納するゾーン分けします。
収納を考えるときに、一番いいゾーンは中段です。
そして下段、上段と続くのですが、クローゼットはこの中段のゾーンにハンガーポールがあります。
なので、これをうまく使うことがコツです。
ハンガーでかけられるもので、普段着るものはハンガーポールにかけましょう。
スペースに余裕があるのなら、ハンガーポールに吊り下げられる収納グッズを利用して帽子や小物などを収納するとスッキリします。
下段は引き出し収納を利用して、インナーや靴下などを収納すると機能的なんですが、選びやすいように縦置きが基本です。
そして、上段は棚がついている場合が多いと思います。
棚がある場合は、このスペースには使用頻度の低いシーズンオフの服や、アルバムなど思い出の品をしまっておくのに適しています。
次に人別でゾーニング。
下の表は、夫婦2人で利用するケースのゾーニング例です。
左側 | 真ん中 | 右側 | |
上段棚 | シーズンオフ衣料や小物、アルバムなど思い出の品など | ||
中段 |
扇風機、ヒーターなど背の高いモノや重いモノ |
妻用服類ハンガー | 夫用服類ハンガー |
下段 | 妻用衣類、小物(引出し収納) | 夫用衣類、小物(引出し収納) |
人別は縦にゾーニングすると、扉を全開にしなくても必要なものが取り揃えられるので便利です。
用途別の収納ですが、これは次のステップのグルーピングで紹介します。
ステップ3:コーデや用途でグルーピング
一緒に使うものは、まとめておいて出し入れする。
これは整理収納の考え方で、グルーピングと言います。
グルーピングは、非常に実践的で便利な収納方法です。
例えば、コーディネートで一緒に着るものは、一つのハンガーにかけておくか、仕事用一式が決まっているならセットにしておく。
こうしておくと出かけるときの準備がスムーズになります。
グルーピングは朝食セットや、通学セットなどいろんなパターンに応用できます。
また、グルーピングとは違いますが、冬場はコートなどを玄関に掛けるスペースを作っておくと機能面でも衛生面でもいいですね。
整理といっても、すべてをクローゼットにしまう必要はないんです。
まとめ
迷わない時短クローゼットの作り方について
- 着ない服、着られていない服を見つけ出す
自分のライフステージや理想のファッションのイメージを具体的にしておく - 人別、用途別、使用頻度別にゾーニング
ハンガーポールの使い方と人別ゾーニングで機能的に - コーデや用途でグルーピング
一緒に着るもの、使うものをセットにしておく
の3つのステップを紹介しました。
クローゼットを効率的にすることで、時間に余裕が生まれ、また理想のファッションで充実した生活が送れます。
ゾーニングとグルーピングで快適生活を目指しましょう。
では、また