イメージできるものは実現できると言います。
でも、現実はなかなか理想通りにいきませんよね。
これは思い込みがあって、自分自身で理想から遠ざかっていることが多いのです。
そこで、原点回帰。
自分発見のために、自分史を作ってみてはいかかでしょうか。
本来、自分が求めているものを発見すると、すんなり目的に向かって進めます。
目次
自分のことは意外と知らない
自分のことは自分が一番知っているはずなんですが、意外とわかってないんですよね。
で、自分を理解するのに一番いい手段が「自分史」をつくる。
面倒な作業ですが「急がばまわれ」
意外とやっているうちに入り込んで苦にならなくなります。
そして、なにより自分を見つめなおす大変いい機会になるのです。
では、子供時代からさかのぼって、現在までの歴史を思い出しながら書いていてください。
すると、思わぬ自分の原点に気づいたり、自分の癖の傾向が見えたりします。
このことが、大事なんです。
まさに、自分発見ですね。
まずは年代と経歴を書く
初めに紙に、自分の経歴を小学生くらいから書きます。
○○年小学校、○○年高校、○○年○○会社就職というふうに順番に書いていきましょう。
そして現在まで書けたら、下記のような表をつくって、それぞれの年代の出来事、そこでの経験や感じたこと、学び、失敗、成果などを書きます。
ここはできるだけ詳しく思い出してください。
日記やノート、手帳などが残っていれば読み返してみるとよいです。
いつ(年代) | 出来事 | 経験、感じたこと、学び、失敗、成果 |
小学生時代 1978年~1984年 |
遊び | 近所の男の子と遊ぶことが多く、男っぽい考え方が身についた。 今でも、女性同士よりも男性とのコミュニケーションの方が得意だ。 |
1982年 | 鉄棒ができるようになる | 逆上がりが、自分だけ全然できなくて泣いていたが、必死で練習して誰よりもうまくなった。 努力は裏切らないと学んだ。 |
表から自分の強み、弱み、理想を読み取る
表が完成したら、下記のことを確認してください。
- 一番時間をかけてきたこと
- 一番お金を使ってきたこと
- どんなことでテンションが上がるか
- どんな時につらかったか
- 過去にあきらめたものは
- 人から評価されたことは
- 人からよく頼まれることは
ここまで、しっかり作業していただくと、何となく自分が見えてきていると思います。
どうですか?
では、ここで自分理想、ゴールですね。
”どうなりたいか?” をイメージしてください。
実現できるか、できないかを考える必要はないです。
意識すると引き寄せる
イメージできましたか?
よく、新しいものを買ったときに、街中で同じものを急にたくさん見かけるようになりませんか?
これは、自分が見たいものに目をいく「カラーバス効果」です。
具体的な目標が決まって、イメージできるようになると必要な情報が集まってきます。
というより、そこに目が向きます。
ですから、具体的にゴールをイメージして、さらにそのゴールが手に入ったらどういう状態になるかを具体的にイメージしてください。
で、大事なことは固定概念にとらわれずに、ポジティブに柔軟に考えることです。
私のブログでは、片付けについての話が多いのですが、部屋を整理する際にも自分の理想がイメージできていると楽です。
まとめ
理想実現のために、まず自分史を作ること、そして理想を具体的にイメージすることをお話しました。
ポイントは
- 自分史は、できるだけ具体的に出来事や感情を書く
- 理想のイメージも、できるだけ具体的に、ゴールを手に入れたらどうなるかまでイメージする
自分史は、部屋の整理にも役立つという話をしましたが、履歴書や自己紹介など、今後の人生の様々なシーンで役立つことでしょう。
是非、取り組んでください。
では、また