「理想はイメージ化すると実現する」と言いますが
実際は、なかなかうまくいかない。
これは理想が漠然としていたり、否定形でイメージしていたりするからです。
この問題を解決できないか?
そこで、この記事ではセルフイメージを高めるコツ3選を紹介します。
目次
ノミとコップの話
ノミって体長の100倍以上ジャンプできるそうです。
3ミリのノミだと、30センチ以上ジャンプできる計算になります。
このノミをコップに入れふたをすると初めのうちはジャンプして蓋にぶつかるのですが、
次第に蓋にぶつからないように調整します。
で、この蓋を退けてもノミはコップの高さ以上に飛ばなくなるそうです。
自分自身で限界を決めてしまうのですね。
これは人にも当てはまりますよね。
自分で限界を作らずに理想のイメージ「セルフイメージ」をいかに高めるかがポイントです。
セルフイメージのコツ3選
理想を実現するセルフイメージを高めるには、現状の自分を理解したうえで未来の理想像を具体的に描くことが大事です。
自分史ををつくる
自分を客観的に理解するうえで、最も効果的なのが自分史をつくる。
小学生時代から現在までの出来事とそれについて感じたこと成果などを表にして具体的に書いていきます。
いつ(年代) | 出来事 | 経験、感じたこと、学び、失敗、成果 |
小学生時代 1978年~1984年 |
遊び | 近所の男の子と遊ぶことが多く、男っぽい考え方が身についた。 今でも、女性同士よりも男性とのコミュニケーションの方が得意だ。 |
1982年 | 鉄棒ができるようになる | 逆上がりが、自分だけ全然できなくて泣いていたが、必死で練習して誰よりもうまくなった。 努力は裏切らないと学んだ。 |
この作業をすることで、自分の癖や見落としていた成果、どういうことに時間やお金を割いてきたかなどが分かります。
ここからあなたの強み、弱み、本当の願望が見えてくるのです。
カラーバス効果を活用する
新しい車やバックを買ったとき、街中で同じものを見かける機会増えませんか?
これは「カラーバス効果」と言って、あることを意識し始めると、日常の中でそのことに関する情報が自然と目につくようになる現象。
私たちの脳には、常にたくさんの情報が入ってきます。
それらを一度に処理することが出来ないので、必要なものを無意識に選択しているのです。
カラーバス効果をうまく利用すると、効率的に必要な情報が集まってきます。
あなたの理想をより具体的にイメージするこで、必要な情報が集まってくるのです。
理想を映像化する
理想は映像化するとより実現しやすい。
実は脳の中で普段から思考を映像化することは行われています。
ただし、人の脳はプラスになることよりもマイナスのことをイメージすることが多いようです。
そこであなたの理想を意図的にイメージすることで、プラスのセルフイメージが作れます。
で、この時に大事なのが、否定形ではなく肯定形の言葉をイメージする。
例えば「緊張しないように」だと緊張している姿をイメージしてしまうので、「堂々としている姿」をイメージしましょう。
まとめ
理想を実現するために、いかにセルフイメージを高めるか
を紹介しました。
理想は、セルフイメージが低かったり、目的があやふやだったりすると実現しません。
まずは、自分を見つめなおして理想を具体的にしましょう。
自ら限界を決めてしまうとそれ以上の成果は出ない
自分史ををつくる
カラーバス効果を活用する
理想を映像化する