片付けない収納!「片付ける」ことが目的になっていませんか?



「片付ける時間がない」
「片付けるのは面倒くさい」
って思いませんか?

実は、これ発想が逆なんです。
機能的に整理収納された家にすると、片付けの手間もなくなるんです。

この記事では、なぜ片づけが必要なのか?
そして、そもそも片付けなくてよい収納について解説します。

片付けは目的ではない

片付けが面倒くさいと思うのは、片付けが目的になっているからです。
片付ける目的は
「部屋をきれいしたい」
「お客さんが来る」
「気分を変えたい」

などあると思いますが、これらはすべて片付けることが「ゴール」になっています。

目指すべきは、片付けに追われることのない生活、そして理想の生活スタイル実現のために家を機能的にすることです。

不要なものは持たない

家を機能的にするのに一番効果的なのは、不要なモノを持たない。
これができれば、まず片付けに追われることはないでしょう。

ただ、それが難しいのよって話ですよね。

でも、ここは重要なポイントです。
目先の片付けではなく、 片付けに追われることのない生活、そして理想の生活スタイル実現のためには、まず自分の理想像を明確にすることです。

使う場所に置く

片づけるというと、とりあえずクローゼットや押し入れにしまい込む。
で、クローゼットがすぐいっぱいになって機能しなくなる。

そして一週間もすれば、元通り散らかってしまう。
散らかる原因は、使ったものを元の位置に戻さないからです。

なぜ、そこに置いてしまうか?

使ったものが置きっぱなしになるという原因は、次のようなことです。

  • 収納場所が悪い
  • 出し入れに手間がかかる
  • そもそも、収納場所が固定されていない

生活動線を考えて、できるだけ使う場所に収納場所を固定する。
それから、出し入れに手間がかからない。

この2点を意識して、柔軟に収納場所や方法を考えるだけで一気に機能的になります。

取り出すのもしまうのも手間がかかってしまう

出し入れの手間ということで言うと、工程数と直感的にわかるかどうか。
ということが大事です。

例えば、クローゼットの中の引き出し収納の中にしまっているものを取り出すとします。
この場合、クローゼットの扉を開けて、引き出し収納の引き出しを開けて取り出すという3つの工程になりますね。

さらに、目的のものがどの引き出しのどの位置にあるか直感的にわからなければ、探すという工程が加わります。

これで、もし引き出しの中がぎゅうぎゅうで、引き出しを引き出すのも、モノを取り出すのも手間がかかるようだとここにはしまわなくなるでしょう。

「しなければならない」を減らす

ここまで読んでいただいて、片付けることがゴールではないということが理解いただけたでしょうか。
自分の生活スタイルや、収納の発想を変えることが必要なんです。

逆にこれができれば「片付ける」ということが必要なくなります。

「しなければならない」ことばかりだとつまらない

そもそも片付けなければならない、整理しなければならないとあまり考える必要はありません。
何度も言いますが、目的は「 片付けに追われることのない生活、そして理想の生活スタイル実現 」

あれをしないといけない、これもしないといけないと考え出すことは、本末転倒です。
しなければならないことでうめられた人生なんてつまらないですよね。

仕組みを作って、理想生活を追い続けましょう。

理想を習慣化することが大事

モチベーションが続かないのは、目的が弱いからです。
とはいえ、モチベーションはスタートが一番高くて、だんだん低くなっていきます。

なので、モチベーションに頼って行動するのではなく習慣化する。
これが大事です。

習慣化のコツは3つ

  1. 明確な目的、目標を持つ
  2. 決まった時間に21日間続ける
  3. 逃げ道を作る

習慣化のコツについてはこちらの記事を参考にしてください↓

ただし、だれにでも無駄な習慣があります。
先に話したように、まずは明確な理想像を作り上げることが大事です。

モノも習慣も無駄はなくしましょう。

まとめ

片付けが必要な理由と片付けない収納について

  1. 片付けは目的ではない
    片付けに追われることのない生活、そして理想の生活スタイルを実現するために家を機能的にする
  2. 不要なものは持たない
    自分の理想像を明確にして、不要なものは持たないようにする
  3. 使う場所に置く
    散らかるのは、収納場所が悪い、出し入れに手間がかかる、収納場所が決まっていない
  4. 「しなければならない」を減らす
    あれもしなければ、これもしなければは本末転倒、習慣化の仕組みを作る

の4つを解説しました。

片づけに追われない生活をするために、自分自身を見つめなおして、あなたの明確な理想像を作ることから始めてみましょう。