部屋と心の整理コーチ、かずやんです。
前回、前々回と片付けのコツについて解説しましたが、
実は、一番大事なのは片付ける「マインド」なんですね。
いくら収納テクニックを学んでも、「マインド」ができていないとすぐに散らかります。
ここが一番難しいんですが、しっかり出来てしまうと、もう片付けに悩みません。
ということで、今回は片付けマインドの入り口の部分のお話です。
目次
なぜ片付けるのか?
片付けることで考えられるメリットは次の3点
今回のテーマから少しずれるんですが、メリットは押さえておきたいので話しておきます。
- 時間的メリット
- 経済的メリット
- 精神的メリット
時間的メリット
部屋が散らかっていると、探し物が多くなります。
必要なものができたときに「あれ、どこにしまたっけ?」
と探してる時間が無駄ですよね。
1日10分探し物に時間を使ったなら、1か月で5時間ムダに時間を使ったことになります。
これ、結構あるんじゃないでしょうか。
忙しい中、何とかスキマ時間を使おうというときに、大きなロスです。
経済的メリット
ハサミが家に何本もあるってことありませんか?
整理ができていないと、同じものを無駄に買ってしまうということがあります。
さらに、そもそも使っていないモノって、けっこうありません?
大概あるんでよね 笑
片付けることで、無駄な買い物がなくなるということは、経済的メリットが大きいのです。
精神的メリット
きれいに整理せれた部屋というのは落ち着きます。
「いやいや、モノであふれけっている方が落ち着くんだ」
という人もいるかもしれませんが・・・
まあ、基本的には片付いた部屋で過ごす方が落ち着くでしょう。
そして、散らかった部屋は片付けないといけないというプレッシャーや、モノを探したりとストレスの要因が多くなります。
さらに言うと、片付けるという作業の工程で自分自身が見えてくるという効果もあるのです。
これについては、別の機会にあらためて。
要するに、部屋をきれいにするだけでなく、これらのメリットを得るためにも部屋を片付ける必要があるんです。
捨てるのは”もったいない”のか?
部屋の片付けをするときに、不要なモノを選別して捨てるというやり方が一般的です。
このとき、捨てるのがもったいないのではないか。
という意見がでますよね。
でも、使わないモノをただ置いているだけ、それにスペースを取られているという方がもったいないです。
そして選別して捨てる行為は、自分に必要なモノを見極めることになります。
ですから、必要なモノの基準が身につくことに繋がるんです。
捨てるのは、もったいないという感覚は捨てましょう。
手放すことで得れるもの
モノが増えていく、捨てれないというのは、モノに執着があるんですね。
もちろん、機能していて使っているものはいいんです。
が、使えなくなって置いているだけなのに、思い入れがあるから捨てれない。
この場合の執着は厄介なんです。
執着心が強いと、視野が狭くなってしまいます。
私も経験があるんですが、モノやコトに執着してるときは、あまりいい状態ではないですね。
いい意味での”こだわり”は周りにプラスの影響を与えますが、執着は奪います。
例えば、全く使えなくなったものを置いておくことで貴重なスペースが奪われますよね。
そこで、この執着を手放して、モノが減るだけじゃなく新しい価値観を受け入れる土台をつくりましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
思いあたることも結構あったんじゃないでしょうか。
今回は片付ける「マインド」について
- なぜ片付けるのか?
時間的、経済的、精神的メリットがある - 捨てるのは”もったいない”のか?
捨てることは必要なモノを見極める、もったいないと思わないこと - 手放すことで得れるもの
執着を手放して、新しい価値観を受け入れる土台を作る
を解説しました。
テクニックだけでは部屋は片付かないので、片付けるためのマインドが必要です。
逆に言うと、上記のマインドがしっかりできれば”自動的”に片付きます。
ただし、几帳面にならないと片付かないのか?
というと、そんなことはありません。
次回は、そんな話をしたいと思います。