「片付け上手」という言葉があります。
でも、いくらきれいに片付けても、すぐに散らかって元通り。
そういったことがありませんか?
「整理整頓」の本質はいわゆる「片付け上手」と異なります。
ということで、今回は整理整頓の「本質」と「効果」について考えます。
目次
整理整頓、ここが大事
整理整頓という言葉については以前も解説したのですが、2つの言葉の組み合わせで、それぞれ意味があります。
- 整理:要不要を選別して不要なモノを省く
- 整頓:モノの定位置を決めて整える
整理→整頓の順番なのです。
で、要不要の選別というところが重要で、あなたの価値観が再確認されて今後のモノに対する接し方に繋がります。
考え方やモノに対する接し方が変わらないと、習慣化されずに表面的な片付けで終わってしまうのです。
なので、スタートは整理からで、ここで大部分が決まります。
そして、動作・動線を考えたモノの定位置を決めるとことで生活が効率的になります。
結果的に、整理整頓がしっかりできればあなたの人生に大きく影響を与えます。
整理整頓の効果7選
では、整理整頓の効果について、主な物7つ取り上げます。
モノを大切にするようになる
要不要の選別をしたり、処分することにより、モノに対する関わりが変わります。
要するに、一つひとつのモノを大切に扱うようになります。
管理上手になる
整理整頓とは、モノを管理することです。
管理する習慣が身につけば、お金や情報の管理もできるようになります。
家族と協調性が生まれる
整理整頓を徹底すると、収納場所や方法を家族で共有することになります。
そこで家族同士の協調性が生まれやすくなります。
作業効率が良くなる
不要な物がなく、動線・動線を考えて整理された部屋は、当然作業効率が上がります。
判断力がつく
要不要を選別し、不要な物を処分する。
整理の作業は、相当な判断が必要で、これを繰り返すことで判断力がつきます。
心にゆとりができる
整理整頓されたキレイで効率的な部屋で生活すると、心に余裕が生まれます。
心にゆとりができると、周りに気を配れるようになり人間関係も円滑になりますね。
行動と習慣が変わる
「心(考え方)が変われば行動が変わる、行動が変われば習慣が変わる」
という格言がありますが、整理整頓は心(考え方)と行動を変える作業です。
徹底すれば、自然に習慣が変わります。