整理整頓できない!そもそもなぜ必要なの?



整理整頓ができない
整理整頓は面倒くさい
多少散らかっていても、生活に支障ない

と思われている方
実は整理整頓にはいくつものメリットがあります。
そして手順に沿っておこなえばだ誰でも簡単にできます。

ということでこの記事では、整理整頓の「メリット」と「手順」について解説します。

「整理」「整頓」「片付け」の違い

整理整頓ってよく言うのですが
「どういう意味ですか?」
と聞かれると意外と答えれないんですよね。

実は「整理」と「整頓」は分けて考えるんです。

  • 整理
    必要なモノ、不要なモノを選別する
  • 整頓
    必要なモノをいつでも出し入れできるようにする
  • 片付け
    使ったものを定位置に戻す

似たような意味合いで使われますが、それぞれの意味があります。
整頓整理とは言いませんよね、整理→整頓なのです。

こんなにある整理整頓のメリット

ところで、整理整頓は何のためにするのか?
「部屋を綺麗にするんでしょ」
確かにそうなんです。

でも人に見せないのなら「別にそんなにキレイでなくてもいいやん」
って思うんですが、
整理整頓にはいくつものメリットがあるのです。

  • 時間的メリット
    探し物に時間を使わない
    家事時間の短縮
    作業能率のアップ
  • 経済的メリット
    二重買いなどムダな買い物をしない
    節約志向になる
    お金の使い方がうまくなる
  • 精神的メリット
    ストレスが減る
    気持ちよく過ごせる

このように整理整頓の過程で様々なメリットが得られます。

整理整頓の4ステップ

整理整頓4つのステップについて順番に解説します。

要不要を選別する

整理整頓の秘訣はモノを減らすこと。
まずは使っているか、いないかで要不要を選別します。

1.1年以上使わなかったモノ
2.壊れているモノ
3.セット物でかけているモノ
4.サイズが合わなくなったり、好みが変わったりしたモノ
5.成長・子供の独立などライフステージの変化で使わなくなったモノ

これらを参考に不要なモノを選別して処分を検討してください。

適正量を決める

あなたの生活に合わせてそれぞれのモノの適正量を決めます。
収納スペース、使用量で数量を調整しましょう。

この時、収納スペースがないからと言って安易に収納スペースを増やしたり、詰め込むテクニックを使わないようにします。

動線や使用頻度に沿った収納場所を決める

使う場所、出し入れしやすい場所にモノがあるというのが理想です。
自身の生活動線や使用頻度を観察して収納場所を決めましょう。

使用頻度の高いものを優先的にゴールデンゾーン(腰から目線の位置)に収納。
ただし引き出し収納は目線より下でないと中が見えません。
位置による収納用品の選択も重要です。

定位置を決め家族で共有する

定位置を決め、家族で共有します。
中が見えない引き出し収納などはラベリングが有効です。

生活の変化に合わせて、定位置の見直しは常に行いましょう。
そして、定位置にモノを戻すことを習慣化することがポイントです。

モチベーションより習慣化

習慣化についてですが、モチベーションを継続することって難しいです。
始めた時は気合が入るんですが、徐々にテンション下がってきますよね。

でも大事なのは継続することです。
そこでモチベーションより、習慣化することです。
習慣化のポイントは

  • 明確な目的・目標を持つ
  • 決まった時間に21日間継続する
  • 逃げ道は作る

詳しくは下記記事で解説しています。

まとめ

整理整頓の「メリット」と「手順」について

  • 「整理」「整頓」「片付け」の違い
    似たような意味合いで使われますが、それぞれの意味がある
  • こんなにある整理整頓のメリット
    時間的メリット、経済的メリット、精神的メリット
  • 整理整頓の4ステップ
    適正量、収納場所、収納場所を決め、定位置を共有する
  • モチベーションより習慣化
    モチベーションは持続しないので、習慣化する

を解説しました。
このように、整理整頓にはたくさんのメリットがあります。
しかもやり方さえわかれば、誰にでも簡単にできるのです。