収納テクニックでは解決しない!「整理整頓」で考える2つのこと



雑誌やテレビで収納テクニックをみて、さっそく部屋を片付けてみたけど
うまくいかない
片付いたけど、またすぐ元通りに散らかる。

そんな経験ありませんか?

実は収納テクニックだけでは、上手くいかないんですよね。
そこで今回は、整理整頓で考える2つのポイントを紹介します。

片付けられない人ではなく、片付けられない問題

整理整頓がうまくいかない理由は、自分の能力やセンス、性格ではありません。
片付けられない「問題」があるのだと考えましょう。

個人の力では解決しない

そもそも家族で生活している場合、自分が片付けに追われているだけでは整理整頓は進みません。
散らかる原因が、どこにあるのかを観察する必要があります。
この時も、誰がではなく「なぜ」という問題に焦点を当てましょう。

片付けられない問題を解決しなければなりません。

「困った」ことには問題がある

人が困るときって必ず何か問題があります。
整理整頓においても「時間がない」「生活動線と収納があっていない」「モノの量がキャパシティを超えている」「家族で情報が共有されていない」など。

まず問題を見つけ出すことが先決です。

収納テクニックではなく、暮らし方

問題が見えてきたら、次に考えるのが「理想の暮らし方」です。

テクニックだけに頼った片付けは続かない

理想の暮らし方がはっきりしない状態で、収納テクニックに頼っても一時的にきれいになるだけで終わってしまいます。
何度片付けても、すぐに散らかって片付ける。
マイナスをゼロにする作業に追われるのですね。

まずはあなたが、あるいは家族とどのような暮らし方をしたいか理想像をはっきりしましょう。

理想の暮らし方から逆算する

理想像がはっきりしたら、それにそって逆算していきます。
「必要なモノ、不要なモノ」を選別してモノの量を調節したり、生活動線を見直して収納レイアウトや位置を変えるなど具体的に考えます。

ここまできてはじめて自分にあった収納テクニックを駆使していきます。

まとめ

整理整頓で考える2つのポイント

  • 片付けられない人ではなく、片付けられない問題
    個人の力では解決しない
    「困った」ことには問題がある
  • 収納テクニックではなく、暮らし方
    テクニックだけに頼った片付けは続かない
    理想の暮らし方から逆算する

を解説しました。
整理整頓するときは、テクニックの前にこの2つのポイントを考えてください。
遠回りのようですが、急がば回れですよ。