自分軸が大事と言われます。
が、例えばママ友の集まりでブレない心を持てますか?
私は営業や接客の仕事をしてきましたが、相手に合わすよう教わります。
日本人の感覚からすると、自分軸って持ちにくいんじゃないでしょうか。
ところで、漠然と自分軸と言いますが、
自分軸っていったい何なんだ?
本当にわがままと違うのか?
ということで今回は、自分軸について考えてみます。
目次
自分軸とわがままの違い
自分軸と言って思い浮かぶのは、
「ブレない」「芯がある」「自分の考えを持っている」
そんなところじゃないでしょうか。
これは逆に考えると、
「頑固」「わがまま」「自分勝手」
にとられる要因にもなりますよね。
では、自分軸を持っている人と、わがままな人何が違うのか?
自分軸を持っている人:
自分の考えを大事にするのと同じように相手の考えも尊重する。
わがままな人:
自分の考えを常に押し通す。
私が、営業や接客で数千人の人と接してきた結論はこれです。
自分軸が必要な理由
では自分軸はなぜ必要なのか?
ないとどうなるか
- 周りや環境に振り回される
- 最適なパフォーマンスが出せない
- ストレスがたまり心や体に悪影響が出る
周りや環境に振り回される
AさんがAと言えばAで対応し、BさんがBと言えばBで対応し、CさんがCと言えばCで対応。
これでは最終的に「結局、あなたはどうなん?」って話になってしまいます。
相手や環境が変わるたびに周りに合わしていると、結果的に信用を失うことにつながります。
最適なパフォーマンスが出せない
周りの考えで動くということは、自分のフィールドでない場合が多いです。
しかもコロコロ変わっていては、方向性も定まりません。
そんな状態では、いいパフォーマンスが出せないですよね。
同じことをするにしても、方向性を定めて自分が何ができるかに集中するのとしないのでは大きな差がでます。
ストレスがたまり心や体に悪影響が出る
自分のペースで物事が運べないというのは、大きなストレスです。
相手が変わるたびに相手のペースに合わしていては、とんでもないストレスがたまるでしょう。
こんなことを毎日繰り返していては、心や体に支障をきたすことも考えられます。
仕事などでは結果が求めらるでしょうが、自分のペースを守ることも大切です。
でも欠点が…
このように自分軸を持つことで、人生が豊かになります。
ただし、これまで多くの人を接してきて感じるのは「自分軸を持つ」ということと「自分勝手」の線引きって結構きわどいんですよね。
相手によっても捉え方が違います。
結論:自分軸+共感力
この矛盾を解決するのが、相手に共感する力。
そこで3つの視点が武器になります。
- 自分の視点
- 相手の視点
- 第3者の視点
自分の視点
あなたの視点です。
自分軸を考える上で、外せない自分の考えや主張。
自分はこう考えている、自分はこうだという視点です。
相手の視点
対象となる相手の視点です。
あなたの主張や行動を相手がどうとらえるか。
相手の立場によっても視点が変わりますね。
第3者の視点
二人とは関係のない第3者の視点です。
利害関係のない立場から、客観的に見る視点。
どれが正しいというより、3つの視点があるということを意識することです。
先に話したように「自分軸」を持つことは大切です。
一呼吸おいて相手の立場、第3者の立場になりきって自分の主張を見つめてみましょう。
そうすることで、見え方が変わり納得の自分軸ができます。
まとめると
- 自分軸を持つこととわがままは違う
- 豊かな生活を送るには自分軸が必要
- わがままにならないためには「自分軸」+「共感力」
- 共感力3つの視点
自分の視点、相手の視点、第3者の視点から考える
自分軸をしっかり持って、周りや時間に振り回されない生活をしましょう。