片付けても、片づけても、夫や子供が散らかす。
家事に、パートに、子供の塾の送り迎えで時間がない
そんなこんなで、なかなか部屋が片付かない
あなたも、こんな悩みお持ちじゃないですか?
そんな方に向けて前回の記事から、根本的に部屋を片付けるコツについてお伝えしています。
目次
片付かない3つのポイント
前回の記事で「片付かない3つのポイント」について説明しました。
- 不要なモノや適正量以上のモノがある
- 収納場所が決められていない
- 収納場所が適切でない
詳しくは下の記事をご覧ください。
要するに不要なモノは処分して、まず適正量を決めましょうということです。
この時、捨てることは「もったいない」と思わないこと。
使わないものを所有している方がもったいないです。
そして、収納場所を決めるのですが、この場所が適切でないと使った後に収納場所に戻りません。
モノを使う場所に、さらに使用頻度の高いものは取りやすい位置に収納するのが基本です。
使用頻度の高いもからがコツ
で、どこから手を付けるかですが、使用頻度の高いものからです。
部屋を散らかすのは、圧倒的に使用頻度の高いモノですよね。
それから、できるだけ簡単なモノ(例えば衣類など)から。
キッチンを片付けるなら、まずは食器棚の引き出しからとか、限定した小さな場所から始めることをお勧めします。
整理収納5つの鉄則
では、実際に片付けていく手順なんですが
整理収納アドバイザーの考え方で「整理収納の5つの鉄則」というものがあります。
片付けの最も基本的な手順です。
その手順にそって考えていきます。
適正量を決める
スタートは、適正量を決めることです。
1.引き出しなら中のモノをすべて出す。
2.不要なモノと必要なものを分ける(1年以上使っていないものは自動的に不要)。
3.必要なモノの適正量を決める(自分の判断)。
ここの作業が、もっとも重要です。
動作・動線にかなった収納
使う時の行動を考えて、無駄な動きがないように収納場所を考えましょう。
使うたびに行ったり来たりでは能率が悪いし、片付けなくなる確率が高くなります。
使用頻度別収納
使用頻度の高いものを取りやすい位置に収納するのも鉄則です。
一番使うもの(中段) → その次に使うもの(下段) → 一番頻度が低いもの(上段)が基本。
そして、奥行きの広いスペースは、手前に使用頻度の高いもの、奥に頻度の低いものを収納。
季節によって入れ替えると効率の良い収納になります。
グルーピングの効果
一緒に使うものは、かごやトレーにまとめて収納します。
使うときはトレーごと移動して使い終わったらトレーごと戻す。
このとき、例えばハサミは他の場所でよく使うので、他の場所にしまうのではなくグルーピング専用にハサミを用意しましょう。
定位置管理
しっかり位置決めができたら、場所を動かさないようにします。
もちろん、模様替えするときは別です。
そして、引き出しなどは入っているものを書いたラベルを張っておきます。
まとめ
根本的に部屋を片付けるコツについて
- 片付かない3つのポイント
不要なモノや適正量以上のモノがある、収納場所が決められていない、収納場所が適切でない - 使用頻度の高いものからがコツ
部屋を散らかすのは、圧倒的に使用頻度の高いモノ - 整理収納5つの鉄則
適正量を決める、動作・動線にかなった収納、使用頻度別収納、グルーピングの効果、定位置管理
を解説しました。
一番重要なことは、不要なモノを処分して、必要なモノの適正量を決めることです。
このとき、捨てることは「もったいない」という考えを捨てましょう。
さらに効率的、継続的に片付けるために大事なマインドについて、次回お話ししたいと思います。