「お金を貯めたい」
「部屋をきれいに整理したい」
もし、あなたがこの2つの願望をお持ちでしたら、記事の続きを読んでください。
実は、これらには3つの共通点があるので、同時に解決できます。
今回は、お金を貯めることと、部屋をきれいすることの共通点と対策についてお話します。
目次
モノを減らす
金を貯めるにも、部屋を整理するにも、まず考えるのはモノを減らすことです。
どういうことか、解説します。
収入を増やす前に、支出を減らす
お金を貯める公式は
お金を貯める=収入ー支出ですね。
で、ありがちなのが収入は多いが、お金が貯まらない。
いくら稼いでも、どんどん使えば当然お金が貯まりません。
逆に、収入は一般的でもしっかりお金を蓄えている人がいます。
お金持ちの人の話を聞くと、本当にムダ遣いしないんですよ。
お金は稼ぎ方以上に、使い方が大事。
ということで、順序は、まず支出を減らしてから稼ぐ手段を増やす。
つまり、ムダなものを買わないということです。
不要なモノを捨てる、買わない
では、部屋の整理はどうか?
こちらは、まずモノを減らすことが優先です。
モノが少なければ少ないほど、部屋は片付きます。
そこで、初めにすることは不要なモノを処分。
このブログでは何度か言っているんですが、捨てることを”もったいない”と考えないでください。
使わないものを置いているだけ、そしてそれにスペースを取られている方がもったいないのです。
さらに言うと、不要なモノを選別して捨てる行為は、買い物をするときに余分なものを買わないトレーニングにもなります。
部屋の整理も、究極はムダなものを買わないことです。
ライフステージで考える
で、もう一つ共通しているのがライフステージで考えるという部分です。
ライフステージ別必要な資金
お金のことを考えるときに、人生の3大資金というのがあります。
「住宅資金」「教育資金」「老後資金」
この資金をどうやって作っていくかということを考えます。
それ以外にも、それぞれのライフステージに応じて必要な資金を考えておくことが必要です。
次の表は、主なライフステージと必要な資金。
独身期 | 結婚資金の準備 レジャーの代金 将来のための資金 |
家族形成期 | 出産資金 教育資金の準備 住宅資金の準備 |
家族成長期 | 教育資金 住宅取得資金 老後、将来の準備資金 |
壮年期 | 住宅ローンの繰上げ返済 教育資金の追加 生命保険の見直し |
熟年期 | 老後資金の準備 医療保険の見直し |
老後 | 老後資金の運用 病気・介護への備え 相続対策 |
このようにお金を貯めるには、自分がどのステージにいるのか、今後どのように歩んでいくのかで選択肢が変わります。
ライフステージ別部屋や収納スペース
いっぽう、部屋の整理においてもライフステージを考える必要があります。
小さな子供のいる家庭、成人した子供がいる家庭、夫婦二人暮らしなどで部屋のレイアウトや収納レイアウトが変わってきます。
子供が一人生まれ、二人生まれ、そして成長するにしたがって物は増え続けるのです。
ですが、自分は年をとって体力は衰えていくでしょう。
若いうちから、ライフステージの変化に合わせてモノを整理しておかないと老後に大変な生活になります。
さらに、子供の成長に伴って生活動線が変わってくるので、動線の変化も考えて模様替えをするとよいでしょう。
生活スタイルが変わる
3つ目の共通点は、
モノを減らし、ライフステージで資金や部屋の整理を考えていくと生活スタイルが変わります。
ですが、実は「どういう生活をしたいか?」を先に考えた方がいい。
なぜなら、生活スタイルが決まらなければ理想の部屋がイメージできないからです。
自分の歴史を振り返ったり、何の制約もなければどんな生活をしたいかをイメージして、理想の生活スタイルを作り上げましょう。
そうすることで、必要な資金、理想の部屋、自分にとって大事なモノが見えてくるので今すべき方向が見えてきます。
まとめ
お金を貯めることと、部屋をきれいすることの共通点と対策について
を解説しました。
このように、お金を貯めることと部屋を整理することは、共通点が多いのです。
なので、二兎を追えます。
まずは、理想の生活スタイルづくりに取り組みましょう。
それでは、また
お金を貯めるのも部屋を整理するのも無駄なモノを買わないのが秘訣。
ライフステージで必要なお金や部屋の理想が違う。
「どういう生活をしたいか?」を先に考える。