「自分で考えよう」人に聞いてはダメな理由



何か、困ったときどうしますか?
「グーグルで検索する」
「身近な詳しそうな人に聞く」


まず考えるのは、そんなところですかね。
今回は、なやんだら” 身近な詳しそうな人に、すぐ聞く ”

実は、これはあまりよろしくないという話をします。
私自身も、すぐ聞くタイプだったんですが、これを改善することによって生活が変わりました。

先に言っておきますが、もちろん人に聞くこと自体が悪いわけではないですからね。
そのことも、解説します。

考えないクセがつく

分からないことを、すぐ人に聞いてしまうと、自分で考えないクセがついてしまいますね。
この”クセ”が進行すると、やっかいです。

何がやっかいかと言うと

  • 誰かに助言を求めないと判断できなくなる
  • 情報を収集する能力がつかない
  • 他人の時間を奪う

順番に解説します。

誰かに助言を求めないと判断できなくなる

常にだれかの助言を求めないと判断できない体質になりかねません。
習慣になっちゃうんです。

楽する習慣は付きやすいです。

いつも、助言できる人が近くにいるとは限りません。
それに自分で考えたことの方が、頭に入ります。
脳の受け入れ準備が違うんですね。

悩みや疑問は、まずは自分で考える習慣をつけることからスタートしましょう。

習慣をつける方法については前回の記事を参照ください。

情報を収集する能力がつかない

そして、今はネットが発達しています。
ネットで自分で検索して調べるクセをつけることも必要です。

ネットから適切な情報を収集する能力も求められる時代ですからね。

自分で考え、自分で調べて、そうすることで具体的な疑問が浮かび上がってきます。
人に聞くときは、そこまで整理して聞きましょう。

他人の時間を奪う

意外と見落としがちなのが、質問をするということは、その人の時間を奪うことです。
その認識があれば、少なくともとりあえず聞いてみようとは思わないでしょう。

自分でしっかり調べて、疑問点を整理してわからない部分を詳しい人に質問する。
そうすることで、お互いにとってメリットのある時間になります。

教えてもらう人を尊重する意味でも、まずは自分自身で考えて調べるようにしましょう。

AIに役割を奪われる

最近、話題になっている「AIとロボットに仕事を奪われるのではないか」問題。
今後10年から20年くらいで、今の仕事の半数以上がなくなると言われています。

まあ、支持されてする作業はすべてAIにとってかわられるでしょう。
そうなると、自分で考えない人は社会で家庭で役割を失います。

AIの普及自体は、私たちの暮らしを楽に、豊かにしてくれるすばらしいことです。
彼らと、うまく付き合っていくためにも自分で考える力を磨きましょう。

うまくいかなかったら後悔する

簡単に人の意見を、取り入れて失敗すると
「なんで、この人に聞いたんだろう」
「この人の意見を聞かなければよかった」

と後悔しがちです。

自分で判断して、自分で責任を取る。
その方が、悔いが残りません。

「自責」「他責」とよく言いますが、自責で行動する方が圧倒的にストレスがかからないのです。
もちろん、一人では生きていけません。

頼るべきところは、仲間や他人を頼ることも必要です。
しかし、まず自分で考える習慣をつけましょう。

まとめ

なぜ自分で考えないといけないのかについて

  • 考えないクセがつく
    3つのやっかいなこと
  • AIに役割を奪われる
    AIとうまく付き合っていく
  • うまくいかなかったら後悔する
    「自責」で行動した方が、ストレスがたまらない

を解説しました。

冒頭でも話しましたが、人に聞くのが悪いわけではありません。
頼るべきところは、頼りましょう。
まず自分で考え、自分で調べ、そのうえで課題が明確にまとまれば詳しい人に質問する。
そうすることで、お互いにとって意義ある時間になります。