この記事で解決できること
■ 文章のルールの基本
■ 文章のトレーニング方法
■ WEBライティングのおすすめ本と講座
※ブログ初心者の方、これから始められる方、未経験者でスキマ時間を使ってWEBライティングの副業してみたい方が対象です。
SNSやブログで情報発信したり、クラウドソーシングで副業したりしたい。
そういったときに、やはり必要になるのがWEBライティングの技術です。
私自身、SNSやブログで情報発信していて痛感しています。
そこで、有料・無料の教材を購入したり、講座を受けたりしてスキルを磨いてきました。
今回は、自分自身が取り組んでいるWEBライティングの技術力アップ方法や基本スキルを公開します。
この記事を読んでいただくと文章ルールの基本が身に付き、必要なトレーニングやどういった講座を受けたらいいのかが分かります。
目次
WEBライティング、何から始める
結論から話しますと、ライティングの勉強を一から始めるには次の3つから。
- 文章のルールの基本を覚える
- 文章の型を覚える
- 発想力・語彙力を鍛える
この記事では、この3つについて書いています。
その前に、WEBライティングの勉強方法は「WEBサイトや本などで独学」「WEBライティング講座を受ける」という選択があります。
私の場合、下記の本と講座、後はその都度ググってWEBサイトで学んでます。
おすすめ本
■ 20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 著
頭の中にあるものを「翻訳」、文章は「リズム」など基本的な技術から、考え方まで独自の視点で書かれています。
■ 沈黙のWEBライティング 松尾茂起 著
これはWEBライティングのバイブル。漫画調ですが、SEO対策から記事を読ませるコツまでWEBライティングの基本が詰まっています。
私が受けた講座(おすすめ講座)
ライティングの基本講座ですので、初心者向きの講座です。
■ WEBライティング技能検定講座
一般法人『日本クラウドソーシング検定協会』が行う検定試験があって、これに合格するとさまざまなクラウドソーシングサービスから特典が受けれるというものです。
講座を購入すると、テキスト(下の写真)が送られてきます。
WEBライティング技能検定は月1回のWEB上で行われる技能検定です。
このWEBライティング技能検定講座、基本的なライティングのスキルをつけるのに最適。
ただし費用がかかるので、これからブログやクラウドソーシングで稼ぎたい方が基本的なスキルをつけるのに適しています。

WEBライティング技能検定講座|通信教育・通信講座のたのまな
基礎編と実践編のテキストがあり、基礎編は社会人としてのマナーとクラウドソーシングで仕事するにあたっての基本的な知識についてです。
そして実践編がライティングスキルについての内容になっています。
■ WEBライター検定(クラウドワークス)
こちらは大手クラウドソーシング会社『クラウドワークス』に登録すると受けることができます。
こちらも趣旨は「WEBライティング技能検定講座」と似ていますが3級から1級まであって、3級は無料で動画講座も受験もできます。
ちなみに、2級は10,000円、1級は25,000円の受講料がかかります。
私は現在2級まで受講しています。

これらを活用すると自分の文章の癖などがわかり、ビジネスとしてライティングする基礎が身に付きます。
では実際、私自身が学んでいることをお伝えします。
まずは文章のルールを覚える
知っているようで意外と理解できていない文章のルール。
この文章のルールを理解しておくとスムーズなライティングが可能になります。
覚えておきたい文章の基本ルール
副詞の文末のルール
副詞と文末がセットになっているものを「陳述の副詞」「呼応の副詞」と呼びます。
この副詞は決められた文末で文章を締めくくることがルールになっています。
決して・全然・少しも | ~ない | 打消し |
たぶん・おそらく | ~だろう | 推量 |
まさか・よもや | ~まい・~ないだろう | 打消し推量 |
もし・たとえ・仮に | ~たら・~ても | 仮定 |
決して | ~してはならない | 禁止 |
まるで・あたかも | ~ような | 比喩 |
ぜひ・どうか・どうぞ | ~してください | 願望 |
なぜ・どうして | ~か | 疑問 |
こういった基本ルールを意識して文章を書くと、ブログやSNSも読みやすいものになります。
文章の型を覚える
WEBライティングの文章構成術に「SDS法」と「PREP法」というものがあります。
この手法を意識して文章を書くことで、より読者に伝わりやすくなります。
SDS法
SDS法は Summary(要点)→Details(詳細)→Summary(結論)の順に文章を書きます。
始めに概要を書いて、次に具体的に詳細を書き、最後にまとめを書くというパターン。
これが短い文章で読み手の印象に残すには、最適な構成になります。
PREP法
PREP法は Point(結論)→Reason(理由)→Example(具体例)→Point(結論)の順に書きます。
WEBの場合、画面をみながらスクロールしていくので初めに結論を提示することで読み手の関心を引きます。
そして、最後も結論でまとめて主張を強く印象付けます。
このPREP法は結論と結論の間に主張の裏付けとして、理由と具体例を入れる構成になります。
発想力、語彙力(ごいりょく)、をつける練習をする
WEBライティングで重要なのは、ひとつのテーマから関連する単語をどれだけ思いつくかです。
これには発想力・語彙力を鍛えることが必要です。
ISV練習法
この練習法は1つのテーマから発想される単語「関連語」を思いつく限り5分間で書き出すというものです。
一般社団日本クラウドソーシング検定協会が発案した「ISV練習法」が発想力・語彙力を鍛えるのに最適です。
例えば「春」というテーマの関連語を思いついたままに書き出します。
桜、花見、暖かい、入学式、桜餅、春一番、花粉症・・・と30個以上書き出すのが目安です。
思いつかない時は、カテゴリー分けして考えてみる。
春の花:桜、菜の花、桃、チューリップ、梅
春の気候:暖かい、春一番、三寒四温、花冷え
春のイベント:卒業式、入学式、花見、卒業旅行、入社式、歓迎会
春の食べ物:イチゴ、桜餅、春ガツオ、アサリ、ホタルイカ
というふうに、カテゴリー分けして考えていくと発想しやすいです。
まとめ
復習しますと、WEBライティングの学習で初めに取り組むことは次の3つ
- 文章のルール、7つの基本を理解する
- 文章の型を覚える
SDS法、PREP法 - 発想力・語彙力を鍛える
ISV練習法
この3つに取り組めば、初心者でも読者に伝わるライティングができるようになります。
ですが、ライティングは何よりも実際に文章を書くことが一番大事ですので数をこなしましょう。
さらに深く学びたい方は、文中で取り上げましたが、下記の本や講座を活用してください。
おすすめ本
■ 20歳の自分に受けさせたい文章講義 古賀史健 著
頭の中にあるものを「翻訳」、文章は「リズム」など基本的な技術から、考え方まで独自の視点で書かれています。
■ 沈黙のWEBライティング 松尾茂起 著
これはWEBライティングのバイブル。漫画調ですが、SEO対策から記事を読ませるコツまでWEBライティングの基本が詰まっています。
おすすめ講座
■ WEBライティング技能検定講座
基本的なライティングのスキルをつけるのに最適。
ただし費用がかかるので、これからブログやクラウドソーシングで稼ぎたい方が基本的なスキルをつけるのに適しています。
WEBライティング技能検定講座|通信教育・通信講座のたのまな
■ WEBライター検定(クラウドワークス)
大手クラウドソーシング会社『クラウドワークス』に登録すると受けることができます。
3級から1級まであって、3級は無料で動画講座も受験もできます。
原因が先、結果を後に書く
時系列を正確に書く
大きな視点から小さな視点の順
例:世界で話題の○〇が、日本でも話題になっています。本日我が家でも○○した。
序論 → 本論 → 結論
序論:題材の背景について説明し、簡単な要約を載せる
本論:読者の読みやすさを優先し構成を考え、見出しをつける
結論:主張の理解しやすい要約を心掛ける
「です・ます」で終わる敬体
「である・だ」で終わる常体
どちらかに統一する
何が(は)どうする(動作を表現する場合)
何が(は)どのようだ(受胎を表現する場合)
何が(は)なにである(断定する場合)
常に主語を把握して、主語のねじれに注意する
例:私は野球観戦に行ったが、退屈な試合だった。×
「私」が「退屈な試合だった」ことになっています。
例:私は野球観戦に行ったが、その試合は退屈だった。〇
被修飾語の直前に置く
句読点の位置に注意する
修飾部分はできる限り短くする
・読点の使い方
長めの主語を示した後
対等な関係の物事を並列する場合
原因と結果の間
誤読を避けたい場合
尊敬語:主語が相手(目上の人) 食べる→召し上がる
謙譲語:主語が自分 食べる→いただく
二重敬語に注意する ご注文をお承りました→ご注文を承りました