見えない家事!「見える化」して家族でシェアする仕組み3つのポイント



「今日の晩御飯どうしようか」
「あー醤油が切れてる」
「てか、みきお(子供)服脱ぎっぱなし-」

なんて一日家事に追われる生活になってませんか?。
料理、洗濯、ゴミ出しと言ってもそこにくっついてくる、 いわゆる「見えない家事」っていうのがありますね。
これらは手伝うとか分担ではなく家族で「シェア」するという発想が必要です。

ということで、今回「家事のシェア」について考えてみます。

見えない家事って、どんなもの

見えない家事ってどんなものがあるか
例えば料理いえば
調理や盛り付け、食卓の準備などが見える家事で、これに
・毎日の献立を考える
・食材の買い物
・調味料の補充
・洗い物、片付け
・ゴミの分別等々がくっついてきます。
よく、旦那がたまに料理してくれるんだけど、洗い物やごみの分別までしてくれないのよ
って話を聞きます。
これらを家族でシェアする仕組みが必要ですね。

作業をステップ化して見える状態に

料理の話をしましたが、家事は行動をステップ化すると「見える化」できます。

料理の場合
ステップ1.毎日の献立を考える
ステップ2.食材の買い物
ステップ3.調理、盛り付け
ステップ3.調味料の補充
ステップ4.食卓を拭く
ステップ5.洗い物、片付け

ゴミ出しの場合
ステップ1.ごみを分別する
ステップ2.ゴミ箱のごみを集める
ステップ3.ゴミ箱に新しい袋をセットする
ステップ4.ゴミ出しする

といった流れです。
このように作業をステップ化し、見える化して家族で共有することがポイントです。

見取り図を使って動線チェック

二つ目は家の見取り図を使って動線をチェックすることです。
自分たちが生活シーンでどのような動きをしているかをチェックしてみましょう。

その時に、作業をステップ化しておくと動線が分かりやすいですね。

なお動線には、家事動線、生活動線、来客動線の3種類あるのですが、
動線に沿った収納場所を決めることで、生活が著しく快適になります。

最小限の移動とアクションで

で、作業をステップ化し、動線がチェック出来たらあとは最小限の移動とアクションでモノが出し入れできる収納場所・収納方法を考えます。

いくつかポイントがあるので紹介します。

玄関まわりにコートや上着をかける

散らかる一つのポイントになるのが、お出かけから帰ってきたときです。
疲れているので、いきなりリビングに入ってカバンや帽子を置きっぱなしになったりします。

そこで玄関に収納スペースがあれば、そこをお出かけ用のクローゼットにしてしまうとよいでしょう。
スペースがない場合は、ハンガースタンドを玄関において活用することをお勧めします。
そこにコートや上着、帽子、カバンなどを収納。

花粉やウィルスなど衛生面でも効果的です。

ワークトライアングルを意識する

キッチンについても、いかに移動を少なく調理や作業ができるか。
ワークトライアングルといって
シンク、加熱調理器、冷蔵庫を結ぶ三角形の辺の合計が3.3m~6.6mの範囲内。
これがもっとも作業効率がよいといわれています。

時代とともに、また家庭によって調理器具や作業方法が違ってくるのであなた自身の行動パターンでトライアングルを設定してください。

そして、調理器具や食器、調味料なども作業にムダな動きができないよう使う場所に収納します。

家族みんなが共有する

最後に最も大事なことは、これらの情報を家族全員が共有することです。
ですが、動線に沿った理想的でわかりやすい収納ができれば、必然的に散らかることがなくなり家事がぐっと効率的になります。

まとめ

「見えない家事」 を「見える化」して家族でシェアすることについて

  • 作業をステップ化して見える化する
  • 見取り図を使って動線チェックする
    動線に沿った収納にすることで、生活が著しく快適になる
  • 最小限の移動とアクションで可能な収納にする
    玄関まわりにコートや上着をかける
    ワークトライアングルを意識する
    家族みんなが情報を共有する

の3つのポイントについて解説しました。

収納の理想はマイナスをゼロにする片付けに追われることがないようにすること。
こちらの記事も参考にしてください。↓