夫が散らかし、妻が片付ける。
このパターン、日本ではけっこう多いんじゃないでしょうか。
この記事を読まれているあなたは、おそらく片付ける側の立場だと思います。
上記のようなケースでは、散らかす側を抑え込むのが先決と思われるでしょう。
が、実際は片付ける側が変わる方が解決が早い。
他人を変えるというのは、想像以上に大変なのです。
では、どのように自分が変われば解決するのか?
について、この記事で解説していきます。
目次
そもそも、なぜ片付けないといけない?
生活スペースが確保できていれば、多少散らかっていてもいいのでは?
人が来る時だけ押入れやクローゼットにしまい込めばいいじゃないかと・・・
それも、一理あります。
でも、整理されていない部屋での生活は能率が悪いです。
何かするたびに物をのけたり、探し物をしたり。
さらに、部屋が散らかっていると「生活」の乱れや「心」の乱れにつながります。
片付けるということは、単にモノをしまったり、収納したり、ということではないのです。
自分「理想の生活」を実現するための手段でもあります。
なぜ、片付かない?
では、なぜ片付かないか?
主に次の3点が原因です。
順番に解説します。
不要なモノや適正量以上のモノがある
部屋が散らかる一番の原因は、これ「不必要なものがある」
この状態だとモノをしまうスペースがなくなったり、しまうのに何かをのけたりしないといけないので片付けに手間がかかります。
ただでさえ時間がないのに、これではさらに部屋が散らかる要因になります。
整理された部屋の大原則は「必要なモノ」が「適正量」あるということです。
収納場所が決められていない
そして次に、収納場所が決められていない。
収納場所がしっかり決まっていれば、使った位置に戻すだけです。
部屋が散らかるという方は、ざっくりした置き場所しか決めていないというケースが多いですね。
置き場所を確実に決めるためには、先に解説した「適正量」という考えが必要になるんです。
収納場所が適切でない
で、もとに位置に戻せない理由の一つが置き場所が適切でない。
例えば、毎日使うモノがが隣の部屋にあると、戻すのが面倒になりますよね。
収納の基本は、「使う場所に」「頻度の高いものはとりやすい位置に」「一緒に使うものはまとめておく」ことです。
片づける秘訣は?
では、具体的にどうすればいいのか?
まずは重要なので大きな部分から話しますね。
それは「収納テクニックより、生活習慣を変える」です。
「いやいや、いきなりそんな・・・」
と思われますよね。
「それができたら苦労しないよ」と
もちろんです。
そこで、次の3つだけ考えてください。
- どんな生活がしたいのか?
- 自分にとって一番大事な「モノ」は何か?
- 一年以上使っていないものはないか?
この3点をじっくり考えていただくと、自分の片付けの方向性が見えてきます。
そして大事な考え方なんですが、使っていないものを所有しているのは
「もったいない」ということ。
捨てるのはもったいないという考え方もありますが、使っていないものはゴミと同じ。
捨てることは、自分にとって必要なモノを選別する行動です。
これが無駄なモノを買わないという習慣に繋がります。
とはいえ、実際に片付ける時に、いきなり部屋全体を考えるのは大変です。
まずはキッチンの中でも食器棚とか、小さなところから絞って始めてみましょう。
次回、そのあたりの話をしたいと思います。
まとめ
散らかす夫がいても、部屋が片付く方法について
- 理想の生活のために片付けないといけない
- 片付かない理由
不要なモノや適正量以上のモノがある
収納場所が決められていない
収納場所が適切でない - 片づける秘訣は収納テクニックより生活習慣
と3つのステップで解説しました。
要するに、自分の理想の生活に合わせて片付けの方向性を決める。
そして、小さなところから始めることが大事です。
さらに、不要なものを捨てることで「無駄なモノを買わない」習慣がつき、散らからない部屋の実現が近づきます。
・不要なモノや適正量以上のモノがある
・収納場所が決められていない
・収納場所が適切でない