ブログやSNSで、たくさんの記事の中から目にとまるタイトルをどのように作るか?
これ結構、悩みませんか?
タイトルで注目されないと、いくらいい記事を書いてもその先を読まれることはありません。
そこで、今回は読まれるキャッチコピーの作り方3ステップを紹介します。
目次
ステップ1:ターゲットとゴールを明確にする
まずターゲットとゴールを明確にする。
これはすべての文章に言えることで、タイトルのキャッチコピーででそれを表現することが大事です。
ターゲットを具体的にする
ターゲットが具体的であればあるほど、キャッチコピーは具体的になり読者に刺さります。
「40代男性」より「銀行勤務で釣り好きの40代男性」の方が具体的なキャッチコピーがイメージできますよね。
ターゲットの悩みをピックアップする
ターゲットが決まれば、そのターゲットの「悩み」や「願望」にフォーカスします。
人は「悩み」や「願望」を解決してくれる情報を求めます。
お悩み解決系サイトで検索してみたり、身近な人の悩み事を観察してピックアップしてみましょう。
解決策、ゴールを明確にする
そして、「悩み」や「願望」の解決策を書き出します。
さらに、記事を読むことでターゲットにどうなって欲しいか、どういうアクションをして欲しいかというゴールを明確にします。
ステップ2:キャッチコピーの訴求ポイント×型 を考える
キャッチコピーで何をアピールしたいかという「訴求ポイント」。
これに定番の「型」を掛け合わせることでキャッチコピーの基本が出来上がります。
まずは、読者(ターゲット)の「悩み」や「願望」を解決するにあたって、記事の訴求ポイントを明確にします。
- ベネフィット 読者(ターゲット)に何をもたらすかをアピールする
- 価格 「安さ」や「コストパフォーマンス」をアピールする
- 販売実績 販売数やシェアをアピールする
- 歴史・伝統 経験や創業何年など歴史伝統をアピールする
- 権威 権威ある人や国などの組織のお墨付きをアピールする
- 機能 製品やサービスの特徴的な期の機能をアピールする
次の5つは基本的な型のパターンです。
「ターゲット」や「訴求ポイント」にあった型を選択し、ます。
2つの型を組み合わせることで、より伝わる場合もあります。
- セリフ型 読者の声や開発者の声などを会話形式で
- なぞかけ型 「○○の理由」「○○のポイント」など答えに興味をひかせる
- 問いかけ型 「ご存じですか?○○」「○○ありませんか?」など読者に問いかける
- 呼びかけ型 「○○な方」のように読者に呼びかける
- 比較型 他と比較して自身の特徴を引き出す
- メッセージ型 お知らせ型、インパクトのある内容の場合ストレートに伝える
ステップ3:訴求ポイントを具体的に書く
いよいよ仕上げですが、ポイントをまとめました。
ポイント
■ 具体的な数字を使う
■ 固有名詞を入れる
<補足テクニック>
■ 形容詞、副詞を使う
■ オノマトペを使う
■ ギャップをつくる
具体的な数字を入れる
「多くの人が驚愕した○○」より「12,000人が驚愕した○○」の方が具体的でインパクトがありますよね。
さらに単純な数字で伝わりにくい時は、「東京ドーム○○分の広さ」「500mlのペットボトル○○分の重さ」みたいにより具体的にイメージできる表現を使うとよいです。
数字を使うメリットはインパクトだけでなく、信ぴょう性が増すことと、人によってとらえ方がブレることを防げます。
固有名詞を入れる
キャッチコピーに固有名詞を入れると具体的になり伝わりやすくなります。
「様々なくだもの」より「りんご、みかん、パイナップル、ぶどう」といった方が伝わりますね。
さらに、「青森産りんご【ふじ】」「田中さんが育てた青森産りんご【ふじ】」と固有名詞を入れるとインパクトがあって伝わりやすいです。
補足テクニックを使う
より伝わりやすく、インパクトを与えるための補足テクニック3選。
■ 形容詞、副詞を使う
形容詞や副詞を使うことで、読者がより具体的にイメージしやすくする
形容詞(名詞にかかる):ワンピース → 可憐な花柄のワンピース
副詞(動詞にかかる) :歩く → ぶらぶら歩く
■ オノマトペを使う
擬音語などで臨場感を出す。
煮る → コトコトと煮る
たたく → ドンドンとたたく
■ ギャップをつくる
読者(ターゲット)の思い込みや常識を覆す。
「実はその○○間違っています」
「○○だと思っていませんか?」
「○○は危険」
まとめ
記事のタイトルには、読者を一目で引き付けるキャッチコピーが必要です。
キャッチコピーをつくるには、下記の3ステップ。
- ターゲットとゴールを明確にする
より具体的なターゲットを設定し、「悩み」や「願望」にフォーカスする - 訴求ポイント×型 を考える
5つの訴求ポイントと5つの型を掛け合わせる - 訴求ポイントを具体的に描く
数字や固有名詞を入れて訴求ポイントを伝わりやすく表現する
タイトル(キャッチコピー)が決まったら、次に記事をゴールまで導くための「中見出し」が重要になります。
↓中見出しについてはこちらの記事を参照ください。